里山deあそびあ卒業生インタビューvol.3【治部仁志さん】
参加者:治部さん親子
回答者:治部仁志さん(パパ)
参加年度:平成25年~27年
参加年数:3年間
Q.里山deあそびあに参加して当時の思い出をお聞かせください。
A.特に印象に残っている活動は、一から米作りに参加した事です。
自分たちで苗を植えて、稲を育て、刈り取り、精米までの一貫した工程を体験させて頂く機会は、里山に参加していたからこそ出来た貴重な経験でした。
また、一緒に参加した親子の方々と活動後に食べたおにぎり、カレー、芋煮の味は今でもおいしかったと覚えています。
(里山deあそびあ参加時の ふじまるくん)
Q.参加してから、ご自身やお子さんの変化したことをお聞かせください。
A. 里山に参加した当初は、自然と触れ合う事が苦手で土や泥、草木や虫捕まえで遊ぶことに消極的でした。
私も、積極的に泥だらけになって遊んでいる子と比較したりして、「なんでうちの子はこうなんだろうなぁ?」と少し情けない
気持ちになってしまっていました。
活動に参加する度に泥だらけになり、うっそうとした草木の中から大きな虫を捕まえてきたりしている姿を見る度に、
自然と共に生きるたくましさを感じることができました。
私自身、過保護な性格で少しでも危険な可能性があると子供の行動を制限していましたが、子どもの成長を見ている中で、
「まぁ~遊んでいれば、ケガもするよね」的にもっと自由に色んな経験を積ませてあげる事を重要視する様になりました。
私自身の行動が、子どもの消極的な性格を形成していたんだなと気づかされました。
Q.現在の暮らしを教えてください。
A.最近、我が家は、キャンプに行く事にハマっています。里山に参加していた時にも感じたことですが、何でも周りにあふれている
今だからこそ、自ら寝床を用意し、火を起こし、夜は少ない灯りの中で家族一緒に過ごし、大いに自然に触れています。
キャンプという非日常の中で、「テントの中をどう工夫すれば快適になるかな?」「次のキャンプでは、こんな事にチャレンジしようか?」
「飯盒でご飯炊いてみようか?」など、いつも生活では思いつかないようなアイデアを家族と共有でき、新しい事にチャレンジをしています。
今では、不自由さを家族みんなで楽しんでいます。大きな目標は、山形県内のキャンプ場制覇です!!
(現在のふじまるくん)
☆これから里山deあそびあへ参加する方へメッセージをお願いします。
里山deあそびあに参加する事で、米作りや里芋作りなどを通じて、自然と大いに触れ合う事ができました。
また、自ら収穫して食べる事で子どもたちの食育の一環としても、非常に貴重な経験をする事ができました。
何より、子どもたちだけでなく、私たち大人も童心に戻って自然と触れ合い、家族全員で楽しませて頂きました。
※このインタビューは、メールでのアンケート形式で行いました。
♦次回、vol.4は10月23日配信予定です。次回もお楽しみに~♪