里山deあそびあ卒業生インタビューvol.1 【若林美鈴さん】

参加者:若林さん親子

回答者:若林美鈴さん(ママ)

参加年度:平成24年~28年

参加年数:5年間

 

Q.里山deあそびあに参加して当時の思い出をお聞かせください。

A.畑で作物を育てて、子どもも大人も皆一緒に料理して食べたのはもちろん楽しかったですが、何よりも里山で親も一緒に遊んだ思い出が強くあります。

2歳の息子は田んぼに一歩入って泣きながらあぜ道に逃げて  いましたが、翌年には大人と一緒に田んぼで田植えをして泥を投げあいっこして

泥まみれでした。娘も息子も、人見知りなく、色んな大人と会話して、自分なりの社会を作っていましたね。

2年後には小さい子のお姉さん、お兄さんに。初めての子にもうるさいくらい(笑)色々教えちゃっていた気がします

(里山deあそびあ参加時のまおちゃん、りゅうきくん)

 

Q.参加してから、ご自身やお子さんの変化したことをお聞かせください。  

A.子どもたちは自然の中で、どうやったら楽しいか考えて遊べるようになりました。

汚れるけど、里山でならいっかみたいな。何かないと遊べないんじゃなくて、その辺のなんかを工夫したらなんかできる?って感じで。

わからなかったら、大人と遊ぶかしゃべって、大人のふりして手伝ってみるように。

私も1年目はお客さん的な感じでお手伝いとか自分から行けませんでしたが、他のお母さんたちやスタッフさんたちから声をかけてもらいながら

お手伝いをしたり、悩みを聞いてもらったり、アドバイスをもらったり気持ちの軽くなる場所でした。

夫も、里山では怒ったり口出ししたりしなかったですね。

 

Q.現在の暮らしを教えてください。

A.娘は小6、息子は小4になり、二人ともバドミントン部で頑張っています。山形から離れた今も、山形で遊びたいなーとぼやいています。母も。

県立公園の農業体験は、土に触るチャンスなので、毎回参加中です!

(現在のまおちゃん、りゅうきくん)

☆これから里山deあそびあへ参加する方へメッセージをお願いします。

子育てでの色んな不安が皆あると思います。私も不安だらけです。でもそんな不安も感じなくなるくらい、里山では子どもたちと一緒に遊べます!

子どもも成長して学ぶので、疲れたときは、他の大人に任せちゃってもいいんだと思います。

地域の力を借りて、じいちゃんばあちゃんの知恵をかりて、今日初めて会った人と一生の友達になれるのも里山の力だと思います。

こんな山奥で大丈夫かなーと初めて行くときは思いますが、皆そんなの忘れてイキイキ笑える所です。

私は子育ての不安はほとんどここで吹っ切れました。ゲームもテレビもネットも忘れて遊ぶ大切さを体験してほしいです。

 

※このインタビューは、メールでのアンケート形式で行いました。

 

 

◆次回、vol.2は9月25日(金)配信予定です。次回もお楽しみに♪