1月20日(土)東根市小田島公民館にて、里山deあそびあ「みそ仕込み」と「感謝の会」を行いました。

いつもお世話になっている蟹沢赤十字奉仕団の方々と、みそ作りのプロ中のプロ、地元の阿部麹屋さんにご指導を頂き、みそを仕込んでいきます。

 

今回準備した麹は、一年かけて沼沢でみんなで作ったお米から作ったものです。麹屋さんには、いい米だったよ。と言って頂きました(^o^)

豆も私達が蟹沢に植えて収穫したもの・・・でやりたかったのですが、がんばって植えた豆が育たず、今回は麹屋さんに準備していただきました。とても残念ではありましたが、作物は植えただけで収穫できるというものではないということ、何でも成功することばかりがいいわけではなく、失敗することもあり、その中から学ぶこともあることなど、いろいろな事を考えるきっかけとなりました。今回の豆は、当日は庄内の豆とお話ししてしまいましたが、ちょうど東根で採れた秘伝豆(ぜいたくぅ~)が手に入り、そちらを使ったそうです。地産地消、いいですねぇ(^o^)/

みそ作りの最初は、麹をくだくことから始まります。みんなでコンテナの中で、ぱらぱらにします。きれいにぱらぱらにしたら、塩を入れました。

  

その後は、麹屋さんから煮て潰してもらった豆と混ぜ合わせます。

意外と重いので、お父さん達も大活躍です。子ども達もし~んけん。おいしくなぁ~れ、おいしくなぁ~れ、と声をかけながら混ぜていきます。

最後は阿部麹屋さんが様子をみて、豆の煮汁を加えて柔らかさを調整してくれました。

   

最後に樽にビニールを敷いてみそを入れ、重石を乗せます。そこは麹屋さんがしてくれたのですが・・・

心を込めて仕事をするんだ、と言っていた言葉のごとく、息を飲むような出来上がりとなりました。大人も子どもも皆で見入ってしまいました。

     

最後に麹屋さんから、ちいさい子ども達の割に、しっかり仕込みの作業ができましたね。できあがりが楽しみです。と言って頂きました♪

みそ仕込みが終わった後は、一年間お世話になった蟹沢赤十字奉仕団の方々と、いつも写真を撮ってくれている、安達好悦さんを迎えての、感謝の会を行いました。

司会は突然お願いした、Sちゃん、Mちゃんのパパです。開会の言葉はいつも元気Tくん。ちょっと恥ずかしかったかな(*^。^*)

 

最初に、プレジールサクスフォンアンサンブルの演奏をプレゼント。メンバーには、一年間一緒に活動してきた、Yくん、Tちゃんのパパがいます。Yくんも指揮者で参加です。(Yくんのすばらしい指揮に、みんな大喜びでした)

 

演奏は、夢を叶えてドラえもん、川の流れのように、名探偵コナンのテーマ、そして最後に、となりのトトロのさんぽをみんなで歌ってプレゼントとしました。

赤十字の皆さまも、こうえつさん(親しみを込めて、いつもこう呼ばせて頂いています)も、とても喜んでくれたみたいです。

   

その後はみんなでゲームタイム!なつかしいハンカチ落としをしたり、新聞で風船運び、最後ははるちゃんの伴奏付で、じゃんけん列車をしました。親も子も地域の人達も入り混じって、笑顔いっぱいのゲームタイムになりました。

     

感謝の想いを込めた寄せ書きとお花のプレゼントを渡した後は、参加者のTさん、Sさん、Mさんに一年間を思い出して、感謝の言葉をお話ししてもらいました。その後に赤十字さんとこうえつさんから一言ずつ頂き、最後にセンター長がお礼の言葉を述べて、感謝の会を閉じました。最後の閉会の言葉はMさん、とても立派なあいさつに、会場がどよめくほどでした。

    

今回が、蟹沢地区での活動の最後となりました。ゆったりした阿部麹屋さんの雰囲気とあいまって、とても柔らかなみそ作りになったように感じました(*´v`*) 沼沢で作ったお米と、地域の豆とを合わせて作ったみそは、土用まで芦野さんのお宅でゆっくり成長(醗酵)していきます。みそが出来上がって日時が決まりましたら、書いて頂いたはがきでお知らせします。”みそ分けわけ同窓会”をしましょう。できたてのみそで、みそつけおにぎりでも食べましょうか(*^_^*)大人も子どもも成長した姿でお会いできることを、本当に楽しみにしています。

来月は、里山deあそびあ最後の閉講式です。一年間の活動をふり返り、そこで感じたことや想いなどを共有できればと考えています。よろしくお願いいたします。

ほそや